一次性穿刺様頭痛の診断基準(ICHD-Ⅱ)を示します。
三叉神経第1枝領域に起こる短時間の頭痛で、自律神経症状を伴わないのが特徴です。三叉神経痛(→三叉神経痛の特徴へ)やSUNCT(→TACの特徴へ)との鑑別が必要になります。
発生機序は不明ですが、治療はインドメサシンが有効とされています。
これまでの経験から作成した、症例のイメージを示します。
●40代 男性
右前額-眼窩部にちくちく刺すような痛みが、秒の単位で、何回も繰り返し起こり、診察中にも何度も「あいたっ」「きたっ」と訴える。その他の結膜充血・流涙・鼻閉・鼻漏・発汗などの随伴症状はない。インドメサシン200mg2xを内服し、著効した。